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電通グループで働き方改革・人事制度改革・指名報酬委員会ガバナンス強化を遂行した人事責任者が、企業・自治体の人事改革を実務ベースで支援します

柴田 淳
役員報酬/指名・働き方改革・人事制度アドバイザー
(元 株式会社 電通グループ 執行役員 CHRO)

経営環境の変化に伴い、人事制度の改革やガバナンス体制の強化が求められています。
当方では、プライム上場企業における実務経験を基盤に、働き方改革・指名/報酬委員会・人事制度改革の設計および運営の実務支援を通じて、企業価値の向上と持続的成長の実現を支援します。

強み

経営視点と人事実務の双方に
精通
働き方改革・人事制度改革の
豊富な実務経験
プライム上場企業の「働き方改革」の責任者( CHRO役員)として3年間、働き方改革・人事制度改革をリードし、事業と一体となった全社的な構造改革を主導。年功序列を廃し、組織文化を変革。日経スマートワーク調査などの各種調査で高評価を獲得。この経験を活かして、貴社の改革を成功に導くため、制度設計にとどまらず運用定着まで伴走支援します
プライム上場企業の
指名報酬委員会運営、
役員報酬制度の実務経験

プライム上場企業・指名委員会等設置会社で、CHROとして指名・報酬委員会の導入から設計・運営、およびグローバルな役員報酬制度の設計・運用の責任者を務めた実務知見を有します
不祥事対応における
レピュテーション回復
および
リスク対応の実務経験


不祥事により大きくレピュテーションを毀損した企業の構造改革を遂行、企業存続の危機対応を行い、企業文化を変革しレピュテーションを回復させた経験を有します


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サービス一覧

働き方改革】

戦略・施策・制度・実施体制の設計、運用支援

【人事制度改革】

 社員・マネジメント・役員の
 等級、評価、報酬の設計・
 運用支援

【指名・報酬委員会】

委員会制度設計、導入、運営支援
後継者計画策定の実務支援
グローバル統一の役員報酬制度設計の実務支援
社外取締役・顧問としての助言/参画
 【顧問・アドバイザリー】

 経営陣への継続的な助言
 人事・組織課題の壁打ち

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プロフィール

柴田 淳

元 株式会社電通グループ 執行役員・CHRO

株式会社電通グループにおいて、営業、海外事業、人事領域にわたり40年以上の実務経験を有する。2017年に株式会社電通の執行役員、2019年に同統括執行役員に就任。全社的な働き方改革の責任者として、人事制度および業務プロセスの構造改革を主導。その後、2020年に発足した持株会社である株式会社電通グループにおいて、執行役員・CHRO(最高人事責任者)に就任。指名委員会等設置会社への移行後は、役員報酬制度、後継者計画、指名・報酬委員会の設計・運営など、ガバナンス改革および人的資本経営の基盤整備を統括。2026年3月退任。現在は、企業の人事制度・働き方改革および役員の指名報酬ガバナンス改革の実行支援を行っている。
2002年、IMD(スイス)Managing Corporate Resources Program修了。

改革の現場から

改革の現場から① 人は理屈では動かない

改革は、正論だけでは進みません。 
働き方改革やガバナンス改革に関わってきて感じたのは、「人は理屈では動かない」ということです。
制度設計がどんなに合理的でも、 現場や社員が納得して動いてくれるとは限らない。 むしろ、 人は「左脳」より「右脳」で動くのだと感じる場面が多くありました。
社員は、 長く築いてきたやり方、 仕事への誇り、 会社との信頼関係に、 想像以上に敏感です。 特に危機の後の改革では、 社員が見ているのは「正しいこと」そのものよりも、 経営は現場のリアリティをわかっているのか。 会社は本気なのか。 ということでした。
改革に必要なのは、 正論でも、 制度でもなく、 現場との対話なのだと思います。
(2026.5.18)


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改革の現場から② まず「WHY」の腹落ちを

改革に着手すると、 経営陣や担当者は、 まず「WHAT」や「HOW」の計画づくりに注力し、 社員への説明もそこに偏りがちになります。
しかし、社員にとって本当に重要なのは、 実は「WHY」なのだと思います。
なぜ、いま改革が必要なのか。 なぜ、この方向に進むのか。 経営側にとっては自明のことでも、 現場には現場の視点や課題感があります。そのため、 経営が当然と思っていることも、 社員から見ると「会社都合ではないか」 「経営陣や株主しか見ていないのではないか」 と受け取られてしまうことがあります。 だからこそ、 「なぜ、いま改革が必要なのか」を、 現場目線で語り続けることが重要です。
納得できるファクトやデータを示すこと。 社員自身が話し合える場をつくること。 そして、 社員自身にとっての「WHY」が腹落ちした時、 初めて改革は動き始める。
どれだけ立派な計画や制度を用意しても、 社員が目的に納得していなければ、 改革は形だけのものになってしまいます。
(2026.5.21)

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指名・報酬の現場から① 何のための委員会か

指名委員会・報酬委員会の運営で最も重要なのは、制度設計そのものよりも、
「この委員会を、何のために設置するのか」
について、関係者が本気で合意しているかどうかだと思います。

教科書的には「コーポレートガバナンス強化のため」ということになるのでしょう。

しかし、
実際の現場で問われるのは「どこまで本気でやるのか」です。

従来、CEOの専権事項に近かった役員指名や報酬について、社外取締役に
単に承認の“ラバースタンプ”を押してもらうためなのか。
それとも、
透明性や客観性を担保した議論を本当に行うのか。

企業によってそのスタンスは大きく異なります。
そして実際には、企業が置かれた状況や、取締役会・社外取締役の構成、
経営陣との信頼関係によって、最適解は変わるのだと思います。

だからこそ、委員会を「作ること」以上に
「何を期待し、どこまで機能させたいのか」
を、最初に社外取やCEOと握っておくことが重要と思います。

(2026.5.25)


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改革の現場から③ 社員と会社は対等なパートナーである

私は、人事の役割とは、社員を会社と対等な存在として捉え、互いの成長にコミットする仕組みをつくることだと考えています。
そのためには、会社は、社員一人ひとりが自らの可能性を最大限に発揮できる環境や機会を提供しなければなりません。
一方で社員には、自らの能力開発を主体的に追求し、その成果を通じて会社の発展に貢献することが求められます。 「働き方改革」の本質は、単に労働時間を減らすことではなく、社員と会社の関係を変える事にあると思います。 社員と会社が互いに責任を持ち、それぞれの成長を通じて共に価値を創造していく。その関係性の基盤を築くことこそ、人事の使命であると考えています。 
(2026.6.1)


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指名・報酬の現場から② 委員会は最初から完璧を目指さなくていい

指名委員会や報酬委員会を設置するとなると、決めなければならないことがたくさんあります。委員や委員長の選任、審議対象役員の範囲、委員会規則、開催回数、年間アジェンダなど、事務局には多くの準備が求められます。
しかし、最初から完成形を目指す必要はありません。多くの場合、社外取締役も執行側も、どのような議論をすべきか、どのような運営が理想なのかについて、まだ共通のイメージを持っていません。だからこそ、最初は「ヨチヨチ歩き」「形だけ」でも構わないと思います。 大切なのは、委員、特に委員長と十分に対話しながら、委員会に期待する役割や運営のあり方について擦り合わせていくことです。 そして、今年より来年、来年より再来年と、議論のレベルを少しずつ上げていき、来るべきCEOの選任をはじめとする重要な経営判断に備えていくことが重要だと思います。
(2026.6.3)

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改革の現場から④ 経営の役割

前回は、人事の役割についてお話ししました。

では、経営の役割とは何でしょうか。

私は、「社員の成長と企業価値の向上が好循環を生み出す仕組みをつくり、そのサイクルを持続的に回し続けること」だと考えています。

社員一人ひとりが成長し、その能力を最大限に発揮することで、企業は価値を創造します。そして、その成果を社員の報酬や成長機会、働く環境の改善に再投資することで、社員はさらに成長し、企業価値も高まっていく。この好循環を描き、維持し、加速させることこそが経営の役割です。

利益だけを追求して人材への投資を怠れば、このサイクルはやがて止まります。一方で、社員満足だけを追求しても、企業が価値を生み出せなければ持続できません。

経営に求められるのは、利益を人への投資につなげ、その投資をさらなる価値創造へと結び付ける循環を回し続けることです。これが私の考える「人的資本経営」です。

(2026.6.4)

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指名・報酬の現場から③ 日本人役員は報酬を語らなすぎる


日本人と外国人の役員の指名・報酬を担当していた時、最も大きなギャップを感じたのは報酬に対する姿勢の違いでした。

外国人役員との面談では、自らのポジションや報酬について率直に意見を述べることはごく普通のことです。

そのポジションの市場価値はどの程度か。
期待される成果は何か。
その成果に対して報酬は適切か。

報酬に不満があれば、「その条件では引き受けられない」とはっきり言います。

一方、日本人役員はほとんど報酬の話をしません。
「会社にお任せします」「報酬は気にしたことがありません」

そう言う人が少なくありません。

しかし、本当に気にしていない人はほとんどいないように思います。

本来、役員報酬は、その人に対する会社の期待と評価の表れであるべきです。であれば、高い報酬を要求する人が必ずしも問題人材とは限りません。自らの市場価値や期待される役割を理解し、その対価について会社と真剣に議論しているとも言えるからです。

逆に、「報酬には興味ありません」と言う人が健全とも限りません。評価や責任に対する意識が曖昧なケースもあるからです。

私は、役員報酬とは単なるお金の話ではなく、会社が経営人材に何を期待しているかを示すメッセージであるべきだと思っています。

だからこそ役員は、もっと報酬を語ってよい。
いや、経営者である以上、本来は語るべきなのだと思います。

そして会社側も、「高い報酬を求める人材」を問題視するのではなく、なぜその報酬なのかを説明する責任があります。

(2026.6.5)

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改革の現場から⑤ 働き方改革は稼ぎ方改革である

働き方改革という言葉を聞くと、多くの人は残業時間の削減や有給休暇の取得促進を思い浮かべるかもしれません。
しかし、本来の目的はそこではありません。いくら労働時間を減らしても、業績まで落ちてしまっては意味がありません。
社員が働き方改革にすぐに腹落ちしないのも無理はありません。残業代が減る、会社の業績が下がる、結果として自分の給与にも影響するかもしれない。そんな不安を感じるからでしょう。

働き方改革の本質は、「同じ時間で、より大きな価値を生み出すこと」にあります。
つまり、働き方を変えるということは、稼ぎ方を変えること。
生産性を高め、企業の競争力を高める。その結果として労働時間が適正化され、社員も会社も豊かになる。これが本来の順番です。
だから、働き方改革は人事部門だけがいくら躍起になっても実現できません。トップが主導し、事業部門と管理・人事部門が一体となって進める経営改革そのものです。
労働時間を削減することが目的ではありません。
稼ぎ方を変えることが目的なのです。

(2026.6.9)

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柴田 指名報酬・人事コンサルティング
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